読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

あらびきZONE

カメラとMacと競馬を愛する大学生の不定期雑ブログ

SE0年目のIT業界とエンジニアの職業観

この手記はIT業界への就職を控えた一大学生の戯言である.

主に就活中に考えていたIT業界やエンジニア観を語っていく.

SE0年目の春と経歴

現在の俺は4月からIT業界へ勤め始める予定の大学生である.ざっと現在までの経歴やITに興味を持ったきっかけなどを語る.

初めてパソコンに触れたのは小学校のPC室で,中2のとき初めて個人でデスクトップPC(Vista)を所有した.このころはネット漬けになり,家にいるときはほとんどPCの前が定位置.ゲームやネット掲示板などにがっつりハマる.高校はパソコンを触れる情報系の学部がある学校へ進学,その後大学も情報系の大学へ進み,地元を離れる.大2のとき基本情報(2回目)と応用情報(1回目)に合格.就活中はIT業界1本に絞り活動.説明会には身の丈に合わないような大企業も行ったが,5,6社試験を受け,2社から内定をもらった時点で就活を終了した.

要点をまとめると,

  • 中学生頃からITに触れ始める.
  • 理系(情報系)の学生.
  • IT業界志望.

というわかりやすいITマン.

IT業界という戦場

前述の通りIT業界に歩を進めることとなったわけだが,ITに興味を持ったのが特段早いわけではなかったと思う.今の時代高校生ならスマホは必須だし,小学生でもスマホを所持していることもある.そうでなくともインターネットの恩恵を受けずにはいられない世の中だ.そんな中で周りより少しパソコンに詳しい程度でITを追っかけてきた.

IT業界と言っても様々だ.分類の仕方は様々だが,一つの例としてサービス<ー>開発,ハード<ー>ソフトという分類がある.その結果としてIT業界を次のように5つに分類した.

f:id:baiopure:20170313215839j:plain

ハードウェア業界

その名の通りハードウェアを開発する.ハードウェアといってもパソコンからPADからネットワーク機器のほか,各種周辺機器まであり,その種類は多岐にわたる.

例:NEC,日立,富士通東芝

ソフトウェア業界

こちらもまたその名の通りソフトウェアを開発する.ソフトウェアには大きく分けてOS(OperationSystem)とアプリケーションがあるが,OSは外資系か有志の開発団体が主となっているので,日本においてはアプリケーション業界とも言える.

例:Oracle,SAP,Microsoft

通信業界

いわゆる回線事業者.キャリアというとわかりやすいか.インターネット屋さん.

例:NTT,KDDIソフトバンク

ネット業界

インターネット上でサービスを提供する.ECサイトや広告,SNSなどが当てはまる.

例:Yahoo,楽天サイバーエージェント

SI業界

SI(SystemIntegration),システムの構築を行う.SIerとも.ネットワーク機器や回線を組み合わせて企業が使うようなシステムを構築する.

例:NTTデータ,TIS,富士通,日立

と,単にITといってもこれだけ違いがある.

個人的な意見で ソフト寄り,サービス寄りの方が文系向きの感じがする.開発,ハード寄りはすごく論理的な考え方が求められるからだ.で,SIerとなるとほぼ中間に当たるわけで客とも話すし,技術のことも知らなきゃいけない.多分営業寄りだとか技術職寄りだとか幅も広い.

エンジニアロード

エンジニアの職種

ITの職種というとプログラマやSE(システムエンジニア)なんかが思い浮かぶだろうか.そのほかコンサルやPMなどいろいろな職業がある.いってしまえばIT業界のシステム構築でいう要件定義ー>設計ー>構築ー>運用ー>保守という一連の流れのどこを担当するかの違いだけ.プログラマは主に下流(構築)担当し,PMだと定義から運用まで一連の流れを責任者として管理する.

ではよく聞くSEはといえば,これが厄介なことにあまり詳しく定義されていない.一個人の意見としては上流(要件定義〜設計)に関わればSEと言えるのではないかと考えるが,それだけではかなり曖昧な区別だというのも承知している.その原因はSEが扱うカテゴリが幅広いからだ.ソフト,セキュリティ,ネットワーク,データベース,サーバなど奥が深い専門分野がいくつもある.会社によって扱う技術の種類は違ってくるにせよ,全部ひっくるめてSEだ.

ジョブチェンジ

この業界ではエンジニアとして働き始めた人間もいずれ管理職,上記のPMやコンサルなどになることが多い.一方でスペシャリストとしてエンジニアで居続ける人間もいる.ここで重要なのがその時期の見定め,どこで区切りをつけるかということだ.

「ジョブ転換するのはエンジニアを極めてから」みたいなド○クエ的発想は難しい.なぜなら日本は新卒一括採用の風習により,職をコロコロ変える人間に良い反応を示しにくい.さらに,専門分野を極めることは難しい.一つの専門分野を極めようとしてもかなりの年月がかかる.そもそも,エンジニア(リング)を極めるというのはどこに到達すればいいのか.製品知識の熟知? OS開発? 標準規格の研究? どんな職種やスポーツ競技にも言えることだが,技術の頂点は限りがない.時の流れとともに発達し,進歩し,記録は塗り替えられていく.

唐突にポケモンの話になるが,ポケモンのゲーム内にドラゴン使いのワタルというキャラが登場する.このワタルが通常プレイでは手に入らない低レベルの進化モンスターを持っているということでワタルはチートしているというネタがある.これの面白い回答にこんなものがある.ゲームでのモンスターが進化するレベルは主人公が育てた場合であって,トレーナーによって進化するレベルが異なるというもの.ドラゴンのスペシャリストであるワタルならば,ドラゴンポケモンを進化させるのも得意なのだろうというわけだ.

つまり何が言いたいかというと,人には適正というものがあるということだ.あることが得意なAと不得意なBがいる.しかし,別のあることに関してはBの方がAよりも得意かもしれない.この適正というのは実際に働いてみることが判断の近道なのだが,それは前述の通り困難である.しかし,働いたこともない学生が暗中模索で職を決めなければいけないのだから大変だ.しかも,中にはキャリアプランを聞かれる場面まである.何が向いているかもわからぬうちに,何になって何に変わりたいかを聞かれるなんてたまったもんじゃない.だが,向いてる職業についた方がいいのは確か.成長速度が違うのだ.

 エンジニアとして成長し続ける

そういったことを踏まえて,俗にいう適性検査やら自己分析やらの結果を加味して職業の剪定をしていかなければならない.今までの自分はどう生きてきたか,今の自分はどう働きたいか,未来の自分はどうありたいか.

学生身分で職業を選ぶのは難しい.できればアルバイトなどで色々な経験を積んでおくといいだろう.理系人間の俺は技術を追うことが好きなので,この観点から言えばスペシャリストとして働き続けることが理想だ.しかし,働きながらこの考え方も変わってくるのだと思う.これからエンジニアとして成長しながら,他の職業の可能性も探っていかなければならないのだ.